今日は株式投資のなかから、株主になるともらえる最大3種類の特典と投資の学び方についてご紹介します。
私が20年前から始めた株式投資で、ワクワクして記憶に残っている体験を中心にご紹介。難しい業界用語や細かい数値は一切使わずに、小学生でもわかる解説をするので、これから一家で投資を始めたいと思っている初心者さんや、口座開設を迷っている方に送ります。
こんな方におすすめ
- 投資を始めてみたいけどよくわからない方
- どんな配当があるか気になる方
- 投資用語がさっぱりわからない方
- ポイ活(ポイントを集めること)が好きな方
- 小学生〜大人
株主になるともらえる3種類のおこづかい
①年に1〜2回おこづかいが入る
これは配当金と呼ばれるものです。
銘柄(株を発行している会社)にもよりますが、配当金を出している銘柄を持っていると、年に1回か半年に1回のペースで一定額が入金されます。
例えば私が8万円ぐらいで買った株は1年に1回2,000円を入金してくれます。
わたしがこの株を持ちつづけていて、さらにこの会社が毎年「今回は配当金を1株あたり○円出します」と方針を出している限り、お金は定期的に入ってくるので、この資金を新しい投資に回して行きます。
たとえ8万円でも1年に1回2,000円入ってくるってすごく魅力的ではないですか?
もし同じ金額を銀行口座に1年間預けっぱなしにしていても8万円のままで増えやしませんが、こうやって企業の株を買う、つまり自分のお金を企業に貸すことで「配当金」という形でおこづかいが入ってきます。
②「株主優待」という名のプレゼントが届く!
株主優待でおなじみの桐谷さんきっかけで知った方も多いと思います。
銘柄によりますが株主優待を提供しているところは実は結構たくさんあります。
かつて某化粧品会社の株主だった頃は、1本6,000円もする化粧水や美容クリームなどをもらっていました。そんなに多くの株を持っていなかったのですが、それでも1人で使いきれないぐらいの高級化粧品をもらったので、義理のお母さんにプレゼントしたらすごく喜んでもらえたのがうれしかったです(^o^)
③株を持っているだけで小銭が手に入る「貸株サービス」
この貸株制度、意外と知られてないんですが、一度申し込みをするだけで自分が持っている株を誰かに貸し、その手数料をゲットできる制度です。やり方はサイト上で数度クリックして申し込むだけ!簡単に済むので、誰でもできます。
今回、2022年の入出金明細を調べてみたところ、「貸出金利」として毎月、百数十円が振り込まれていました。金額的にはさほど大きくないのですが、ポイ活の一種だと思えばかなりテンション上がります◎
だって利用申込みのために数クリックするだけで、その後は定期的に小銭が入ってくるなんて・・手間がかからないぶん、ポイ活よりお得だとわたしは思っています☆
ただ、貸株をしている間に株主優待、配当金、議決権を受け取れるかどうかは、個々の貸株サービスの設定状況によって変わってきます。そのため「貸株サービス」を申し込むかどうかの判断は、もっと後ー実際に株を数種類買ってしばらく経ってからでもいいと思います。
「どこをチェックしたら株主優待や配当金額がわかるの?」
子供でもわかるような情報元と言ったら・・やっぱり雑誌みたいにカラフルなものを見るのがおすすめです
実は私も息子用にこの雑誌を買いました!
情報だけなら証券会社の口座でチェックできるのですが、「親子でこれから始めよう」という初心者さんにおすすめなのはやっぱり教科書的な雑誌!
こちらの四季報は、上場している3800以上の銘柄のうち、プロが厳選したこれから伸びそうな500銘柄に絞ってある解説付きの雑誌で、初心者むけの教科書的な内容です◎
最新の情報が1000円台で買えるので、親子でテーブルを囲みながら気になる銘柄に付箋を貼っていくのがおすすめ☆そのため、電子書籍より雑誌(紙)がいいですよ!
四季報と聞くと図書館に置いてある分厚い本をイメージされるかもしれませんが、これは初心者さん向けに銘柄をえらぶときのポイント解説が盛り込んであります◎
もちろん載っている全500銘柄の株主優待の詳しい情報もリストアップされています。多色刷りなので子供でも見やすく、軽いし字が大きいのでおすすめです
「株を買うときや、もらえる配当金の計算方法は?」
「株主になるとお得な三つの魅力は分かったけど、自分の予算内で買えるか心配」
そういう方も多いのではないでしょうか?安心してください!
計算自体は小学生でも出来ます。たす・ひく・かける・わるの電卓計算だけで全部出ます
計算式はこちら。実際にわたしが2022年に取引したときの記録をもとに作っています。
(例)株価 800円の銘柄を100株買うときに必要な金額は?
NISA枠内で買うとき(手数料や税金が無料のとき)
約定数量 ✕ 約定単価= 100株 ✕ 800円 = 80,000円(8万円)
特定口座で買うとき(手数料等や税金がかかるとき)
約定数量 ✕ 約定単価 + 手数料/諸経費等 + 税額
=100株 ✕ 800円 + 90 + 9 = 80,099円(8万99円)
特定口座で株を買ったときのコストはこのとき99円でした(安っ)。
株を持ち続けているときにかかるコストは0円なので、わたしは株を売らずに持ち続けています。
株数や保有期間で株主優待が変わるってホント?!
ホントです。わたしが知っているだけでも、株数によって株主優待の品が変わるところや、株を持っている期間が●ヶ月以上になったらもらえるケースがあります。
これらも全て四季報内に載っているので、達成条件は株を買う前にきちんとチェックしましょう。
高額な配当金がでる銘柄(会社)の見つけ方は?
「株を買う予算は●万円あるから、配当金がより多くもらえる銘柄を狙いたい」という方は、四季報の配当利回りという項目を見てください。
四季報に、投資した金額のうち、いくら配当金として受け取れるかというものさし(指標)が記されています。これが配当利回りと呼ばれるものです。
例題で出た8万円の銘柄は年1回2000円の配当金でしたので、
配当利回りは
2,000円 ÷ 80,000 = 0.025 = 2.5% でした。
四季報をみると、「1株あたり」の配当金額が載っているので、
20円(1株あたり配当金額) ÷ 800円(1株あたり株価) = 2.5%
と計算します。
単純に、この%が大きいほど配当金が多くもらえる「配当銘柄」です。
中には配当利回りが5%前後という「高配当銘柄」と呼ばれるものがあり、よく新聞や雑誌に特集記事が出ているのでチェックしてみてください。
「貸株制度」の始め方は?
これはすでに証券口座を持っている方むけの情報です。
SBI証券のサイトにログインし、ページ上部「サイト内検索」で
「貸株サービス」と入力し検索して確認してください。
まとめ
今回は親子や初心者さん向けに「株主になるともらえる最大3種類の特典」という切り口でご紹介しました。
株主になると最大3種類の特典が受けられます。
一つ目は配当金、二つ目は株主優待、三つ目は貸株サービスです。選んだ会社の株主になると、配当金はいくら出そうなのか、どんな優待があるのか、その優待を受けるための達成条件(持っている期間や株数など)は何か?をチェックしたいところ。
まだ株を買ったことがないひとは、「貸株サービスっていうのがあるんだ!へぇ〜」くらいに捉えていただければ今はOKです。
配当金や株主優待の情報は、四季報・四季報プロ500の中に載っています。
必要なものを下にリストアップしたので、これらを用意して家族でわいわいドキドキしながら魅力的な銘柄を探してみてはいかがでしょうか?楽しいですよ!
参考〜必要なもの
- 四季報プロ500・・初心者は見やすい雑誌バージョンでOK!500社の株主優待リストも載っています。
- ふせん・・気になった銘柄にペタペタ貼る
- 電卓
- ノート・・ふせんを貼った銘柄の特徴をまとめる
- ペン