もし、あなたが地方への転勤や転職を夫(妻)から突然告げられたら‥?きっと頭がパニックになって、ぼうぜんとしてしまいますよね‥。でも大丈夫!今回はオンラインで得られる情報を駆使して、通勤可能エリアや子どもの進学先情報から住むべきエリアを絞り込む手順を、国内外の引越を7回もしたわたしの経験をもとにまとめてみました。これから地方への引越に不安を感じているあなたの助けになればうれしいです。
こんな悩みにおすすめ
- 何から手を付けていいかわからない
- 引越し先に頼れる人がいない
- 狭い物件しかなくて困っている
くわしい手順
まずは父母子それぞれの希望をリストアップしていきましょう.
うちの場合はこんなかんじでした
子:ねこが飼えるところで、入りたい部活がある校区内
父:通勤時間が30分以内
母:自転車で回れる範囲に図書館や郵便局、スーパーがあること
このあと以下の現地情報4つを調べて、各々の希望が一番叶えられる物件や学校を絞り込んでいきます。
土地柄調べ
旅のガイドブックそして自治体の移住者向けサイトの2つをチェックします。
なぜ旅のガイドマップかと言うと、同じ日本とはいえ、気候や温度変化にすごくばらつきがあって、服や装備の参考になるからです。
わたしが別件でつかっていた楽天マガジンに国内外のガイドマップが載っていてすごく便利だったので、リンク貼っておきます。
わたしの経験から言うと、以前住んでいたところはスタッドレスタイヤが必ず必要だったり、バスや駅では1時間に1本しか来ないよ、とか。あと現金しか使えないお店や、現金で払ってもお釣りが出ない中距離バス※もあったりしました。
※平成のころのエピソードなので、さすがに今はお釣りが出たりキャッシュレス対応してると思いますが・・
これを都会の出身の友達に言うと、本当にびっくりしてました。
まだ引越先に行ったことがない人は、ガイドブックを要チェックしておいてください。
一方、最近はどの自治体も移住者向け支援が充実しています。
今回2県4市の引越し先調べをしたのですが、すべての自治体に移住者支援コーディネーターがいて、ネットでの情報発信や、ZOOMでの相談を受け付けています。なんと最終的には市職員による現地見学ツアーのサービスも提供していました!
「まだ引っ越すかどうか決まってなくて、候補地のひとつとして情報を集めてる最中」というあなたでも参加しやすいオンラインのグループイベント等が定期的にあるので、チェックしてみてください。
通勤状況調べ
勤め先から20キロ圏内だったから決めた物件。だけど
「家から勤め先まで13キロしかないのに、平日は通勤に車で1時間かかる!」ということも・・!
そんなことにならないよう、物件を選ぶ前に通勤時間帯の混雑具合はまず把握しておきたいところ。
そんなときは地図アプリ「Yahoo! MAP」
指定した日時で、目的地までの所要時間をサクッと教えてくれます。
この機能は他の地図アプリにも入ってると思いますが、このなぜyahoo!マップアプリがいいかというと、他にも 「防災 モード」「 防犯マップ」機能もあるので、賃貸物件を選ぶ時にすごく重宝しました。
たとえば土砂災害の警戒区域や、痴漢や強盗の発生場所が 地図上に表示されるので、安心安全に暮らせる エリアをスマホだけでかんたんに調べることができます。
こどもの学校探し
これが一番の悩みどころ。すでに引っ越し先の市町村が決まっていたら、移住担当者に相談して担当者から話を聞けるのですが、まだの方は相談もできないし困りますよね・・。
そこで頼りになるのは学校の口コミサイト。
在校生や保護者の感想が載っているので参考になります。ただ、投稿数が少なかったり、古かったりするのであくまで参考程度に。
次に頼りになるのは学校のデータ。具体的に言うと学校別のクラス数や通学区、教科書のリストです。これらは各自治体のサイトに載っていますが、調べるのに時間がかかったので代わりにGaccomというサイトで見たほうが早いです。
ちなみに国内引越を4回もしているわたしの経験からいうと、「田舎の場合、図書館に近い公立学校は学力や学内の治安が平均以上」だと感じているので、図書館近辺の学校から調べると効率がいいです。
家探し
通勤時間やこどもの学校の下調べが終わったら、いよいよ家探し!
通勤可能エリアと通学区から、住めそうなエリアを絞り込んでいきます。
学校名から検索できる「ママ賃貸」や、町名を指定して検索できる「アットホーム」の物件検索サイトがおすすめ。
また、賃貸アパートだとどうしても部屋面積が狭くなりがち。
そんなときに使える近所のレンタル倉庫はないかチェックしてみましょう。レンタル倉庫は屋外型で、大量の荷物を倉庫前まで車で直接搬入できたり、24時間いつでも取りにいけるメリットがあります。
近所にレンタル倉庫がない場合は、オンラインで利用できる屋内型のトランクルームも考えてみては?宅配便でやり取りするので、預けるものが本やシーズンオフの服中心ならこちらがおすすめ。空調管理下で保管され、さらに安価なプランが充実しているため使いやすいです。
おすすめのサイト・アプリのリスト
以上4つの手順(土地柄調べ→通勤状況調べ→こどもの学校探し→家探し)で紹介した役に立つサイトやサービスを以下にまとめてみました。
- るるぶガイドブックも読み放題対象|楽天マガジン
- 通勤状況・学校の口コミ・防犯情報などが得られるアプリ | Y!マップ
- 学校名を指定して近場の賃貸物件を探せる|ママ賃貸
- 町名を指定して物件検索できる | アットホーム
- 全国の移住相談センターまとめサイト | ふるさと回帰支援センター
- 屋外型・屋内型のトランクルームを探す |ハローストレージ
- 通学区・児童生徒数・教科書情報がひと目でわかる |Gaccom
さいごに
転勤や転職活動中はやることが多くて、パニックになりがち。
でも順を追って「土地柄調べ→通勤状況調べ→こどもの学校探し→家探し」と調べていけば、引越の不安も解消されるでしょう。忙しいあなたでも効率的に調べられる手順とおすすめのサイト・アプリを載せておいたので、ぜひ活用してみてください◎